シューティング「BraveFlap」は制作休憩中ですが、記事を書いたら触りたくなったので、実験を。
GameMaker時代、ステージ1の背景は、げげんさん作の青空と雲の画像を使用していました。
Visual C++ / DXライブラリに移行しても、縦スクロール時の背景は、GameMaker時代のものを流用すればいいと考えていました。
しかし、横スクロール時とは視点が違うことを、明確に分けることは大切だと思い直しつつあります。
視点の違いを表すには、空から見た地上の背景画像をスクロールさせるのが有効と考えました。
今はげげんさんが時間を取れないので、私の方でどうにか画像を用意して、テストしてみることにしました。
ただ、私の画像作成技術では、そう簡単には作れません。
そんな中、別件でグラフィックソフトをいじっていたら、ある閃きをしました。
雲の画像を生成する機能は、いくつものグラフィックソフトに搭載されています。
この機能のパラメータをいじり、色を変え、生成後に加工してやると、面白いことに、ソフトによっては空から見た地上のような画像を作ることができるのです。
実際に作成し、スクロールさせてみたのがこちら。
自動生成させたにしては、それっぽくなっていると思います。
よく見ると、雲の形状の面影があります。
欠点は、好きな形状にできないこと(パラメータである程度は調整できますが)、ループさせられないこと。
また、ソフトによってはうまくいかなかったり、グラデーションがかかってしまうケースもあります。
ループできない欠点は、自動生成の強みを活かし、縦に長いサイズで生成してやればいいでしょう。
若干ぶれたような見た目のおかげか、JPEGで画質を落としても劣化が気にならなかったので、ファイルサイズも大きな問題にはなりません。
思いの外いい出来になりましたが、この手法を実際に使うかは、げげんさんとの話し合いの上で決めます。
ステージのバリエーションに凝ると、この手法で作れない背景画像も必要になりそうなので、候補のひとつ程度に考えておくのがいいでしょう。