風薙鳥 ゲーム制作日誌

戦闘の動きや演出を設定するシステム

RPGツクールMVで、短編RPGを制作中です。

以前から作ろうと思っていて、大変そうなので後回しにしていて。
戦闘中、モスタンにもっと元気に動いてもらいたい、という発想から生まれた。
そんなシステムを実装しました。



スキルを使用した時の動きや演出を、自在に設定するシステムです。
ツクールMV標準では、スキル使用者が1歩前に出て、攻撃モーションと戦闘アニメを再生するだけ。

このシステムでは、スキルのメモ欄で、動きや演出の順番やタイミングを指定できます。
任意の位置に移動したり、複数回移動したり、戦闘アニメを複数回再生したりできます。

移動や戦闘アニメは、スキル使用者と攻撃対象のどちらにも実行できます。
攻撃対象を小さく移動させて、ノックバックを表現したり。
最初にスキル使用者に戦闘アニメを再生して、力を溜めている様子を表現したり。
表現の幅が広がります。

スクリーンショットでは、このシステムで作った連続体当たり技を使用しています。
攻撃対象にぶつかるたびに、ノックバックと戦闘アニメ再生を実行しています。

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と、このようなシステムですが、まだ完成していません。
これから、このシステムを使って実際にスキルを量産して、その過程で不足している動きや演出を実装していきます。
なので、このシステムが完成するのは、スキルを作り終えた時になるんでしょうね。

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このシステム、実装するのは大変だと思っていたんですが、案外苦労せず作れました。
ツクールMVでは、スキル発動直前に、スキルの演出を積み上げて、それを順番に消化していく仕様になっています。
これを利用して、独自の動きや演出を積み上げることで、動きや演出の進行を自分で管理しなくても、勝手に進めてくれるようにできました。
一番面倒そうなイメージを持っていた部分を丸投げできて、ラッキーでした。