風薙鳥 ゲーム制作日誌

制作開始、まずはタイルに挑戦

モンスターを仲間にして育成するゲームを作ろうと思い立ちました。
短期制作のアクションでも収穫があったので、制作時間がアクションより長くなると思う今作での経験は、普段の制作にも活かせるはずです。

制作ツールは、RPGツクールXPを使います。
サークル結成以前は一応ツクラーだったので、RPGツクールは2000、XP、VXを所持しています。
アクションで2000を使って不満点がいくつかあったのと、2000では実装が面倒そうなシステムを構想しているので、XPを使うことにしました。

ツクールXPの魅力のひとつが、質の高いRTPグラフィックです。
でも、RTPをそのまま使うのでは、画像作成の経験になりませんし、他者のゲームと雰囲気が似てしまいます。
そこで、マップチップ(XPではタイルですね)の自作に取り組んだのですが、RTPタイルが美麗すぎて、あまりにも差が……。
自作は半ばあきらめ、RTPタイルにフィルタをかけて、タッチを変えて使おうとしました。

そんな時、タイルを自作したい気持ちを後押しする出来事があり、再び挑戦しました。
時間を節約し、質を高めるため、テクスチャ作成ソフトをフル活用します。
2000よりタイルのサイズが大きく、フルカラーに対応しているため、ほとんど荒くなることなくテクスチャを使えるのは大きいです。
タイルの形状に迷ったら、RTPタイルを参考に。
テクスチャの効果で、RTPと形状が似ていても、配置すると随分と違ったマップに見えます。

この手法での成果がこちら。



RTPより低クオリティですが、実用レベルではないでしょうか。
地面用・壁用の二つのテクスチャを使いました。
地面は縮小してそのまま使い、壁のテクスチャは形状を加工しました。
形状のパターンを作るのに一番時間を割きました。

テクスチャを使えばどうにかタイルを作れそうなので、この方針でやっていきます。